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TEACCHプログラムに基づく
「自立課題」の作り方と実践のポイント
第4回
のぼりを立てよう!(シューボックス課題)
2025年3月12日
「自立課題」は、TEACCHプログラムの実践手法の一つで、特別支援学校や福祉施設において自閉症や知的障害のある方々の日課・プログラムの軸となるものです。本連載では、身近で手軽な素材を使った自立課題を紹介します。
【執筆】
林大輔
社会福祉自法人大府福祉会 たくと大府 施設長
社会福祉士、公認心理師
TEACCHプログラム研究会愛知支部代表
自閉症・行動障害をもつ方々を支援する現場の最前線で日々実践に携わる。これまでに製作した自立課題の数は400点以上。
こんな人に
〇食べ物が好きで、文字が読める人
〇プットイン(さし込む)スキルのある人
ここに注目
〇お祭りの屋台のイメージで楽しく取り組めます
〇パンチボードにボルトで固定してあるので何回使っても頑丈です
やり方
パンチボードからボルトが突き出ています。根元に食べ物の名前が書いてあるので、同じ食べ物の「のぼり」を見つけてさし込んでいきます。
ゴール
食べ物の名前どおりののぼりをさすことができたらゴールです。
視覚的構造化を盛り込む作り方
視覚的指示
のぼりの色と食べ物の表示が同色でヒントになっています。
視覚的明瞭化
同じ系統の色が近くにならないよう、判別しやすくなっています。
視覚的組織化
ボルトが規則正しく整然と並んでいます。
作り方のポイント
文字が読めない人には、のぼりをさし込むだけという設定でもできます。ボルトはサイズをよく確認して買いましょう。
次回予告
次回は、「靴下をそろえよう!(マグネット課題)」を紹介します。
もっと自立課題を知りたい方は
中央法規出版からは以下の書籍を刊行しています。

