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やさしくわかる看護にいかすPICC 管理――エコーでの末梢静脈ラインとPICCの穿刺・留置・管理&チームの運営

内容紹介

PICCの基本から挿入手技を写真と動画で網羅的に学べる

末梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC)の使い方、PICC留置中の管理法、合併症対策などのポイントを、やさしくビジュアルな内容で解説します。またエコーを用いたPICC挿入の手技を動画で見ることができます。加えて看護管理者向けに病院内のPICCチームの構築・活用方法、教育体制などを紹介します。

本書は、特定看護師をはじめ、看護の最前線で求められる高度な技術を確かなものにするための「特定行為研修テキスト」として使用できます。
末梢静脈ライン確保からPICCの挿入・管理まで、臨床現場のリアルを踏まえた実践的なノウハウを解説。医療安全とエビデンスに基づくアプローチで、安心して学べます。

こうすればPICCチームはうまくいく!――「はじめに」より抜粋

本書では、管理者、指導医、特定行為研修修了者の私たちがそれぞれの立場や役割の中でどのようにチームを立ち上げ、日々の活動を工夫し、成果を上げてきたかを余すところなくお伝えします。また、どの病院でもすぐに取り入れられる具体的な方法や、エコーを活用したPICC挿入のポイント、PICC管理の仕方、さらには教育活動やチーム運営のヒント、管理者の役割なども詳しく解説しています。
PICCチームの活動は、患者さんにとっての満足度を高めるだけでなく、看護師自身のスキルアップややりがいにもつながります。そして何より、どの病院でも始められるチーム医療の取り組みです。
つまり、PICCチームの導入は、病院全体にとって「患者満足度の向上」「医療の質の改善」「スタッフのモチベーション向上」という三方良しの効果をもたらすものです。そして何よりも、多くの患者さんが安心して治療を受けられる環境を提供できることが最大の意義です。
患者さんが安心して治療を受けられる環境を目指して、ぜひこの本を参考に、PICCチームを導入し、より良い看護実践に向けて一緒に取り組んでいきましょう。
私たちの経験が少しでも皆さんのお役に立ち、多くの病院や管理者、看護師がPICCチームを立ち上げるきっかけになれば幸いです。

出版記念webセミナーを開催します

4~5月に本書の出版記念webセミナーを行います。告知は4月初旬に行いますので、参加希望の方は弊社までお問い合わせください。

編集者から読者へのメッセージ

PICCは全国の病院で広まりつつある医療行為です。PICC挿入は医師だけでなく、特定行為看護師が行うことができますが、PICCチームを運営することによって、医療の効率化、つまり医師の働き方改革を後押しする「タスク・シフト/シェア」を進める一つとなっています。全国の病院で活用されることを望んでいます。
今後、末梢静脈ラインの挿入もエコーを使用して行うことが増えるかと思います。本書はその場合でも活用できます。
技術と管理(マネジメント)の両輪で質の高い功利的な医療の助けになれば幸いです。

主な目次

第1章  PICCの基本
 01 PICCとは
 02 PICCの適応
 03 PICCの合併症
 04 PICCで用いるカテーテルの種類
第2章 PICCの管理方法
 05 PICCの包交と固定方法
 06 PICCの包交手順
 07 PICCからの採血手順
 08 PICCのロックの仕方:パルシングフラッシュ、陽圧ロック
 09 PICCの観察項目
 10 PICC管理のトラブルにはどうしたらいいの? Q&A
第3章 はじめてのエコーガイド下穿刺のテクニック
 11 エコーの基本
 12  エコーガイド下穿刺の基本
 13  末梢静脈ライン用のエコーガイド下穿刺
 14  PICC用のエコーガイド下穿刺
第4章 PICCの挿入
 15 上腕の解剖とPICCを留置する静脈
 16 PICC挿入前の準備
 17 PICC挿入手順
第5章 教えてPICCチーム
 18 指導医からのアドバイスQ&A
第6章 PICCチームをつくるためには:具体的な活動内容
 19 PICCチームの立ち上げ方・活動内容・工夫
 20 PICCチームが行う院内教育
 21 外来・在宅でのPICC管理指導
 22 資料編:情報共有ツールの紹介

著者情報

[監修]
亀田総合病院PICCチーム

[編集]
飯塚裕美(亀田総合病院 看護管理部副部長・卒後研修センター副センター長/急性・重症患者看護専門看護師)
鈴木崇浩(亀田総合病院 放射線科 / 医師)