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今月のケアマネジャー

ケアマネジャー

介護専門職の総合情報誌『ケアマネジャー』最新号の内容をご紹介します。

創刊300号特別企画
ケアマネジャーの
25年の歩みを振り返る

『ケアマネジャー』2025年3月号から、特集(300号特別企画 ケアマネジャーの25年の歩みを振り返る)の内容を一部ご紹介いたします。

1999年創刊の本誌は、今号で創刊300号を迎えました。
「現場ファースト」をコンセプトに、対人援助職として身につけたい知識や教養、
実践のノウハウ、制度に関する最新情報などを届けてきました。
記念すべき号の特別企画として、著名な執筆陣が集結。
介護保険制度とともに歩んできたケアマネジャーの道のりを振り返ります。


ケアマネジャーと一緒に歩んだ
25年の軌跡

ケアマネジャーの伴走者として歩み続けてきた渡部律子氏が、
2000年4月に施行され、その後目まぐるしく変わり続けた介護保険制度に
大きな影響を受けてきたケアマネジャーと自身の過去を振り返りながら、
ケアマネ像の現在と未来を見つめます。

ケアマネ像の過去・現在・未来

 読者の皆さんに質問です。昔のことも思い出して、ケアマネジャー(以下、ケアマネ)という仕事に対するイメージを考えてみてください(表1)。

制度の変化に「よろけてつまずきそうになりながら何とかついてきた」25年

 私は、半世紀にわたり、ソーシャルワークの実践理論の研究や教育に携わってきました。その半分以上は、ケアマネジメントがテーマです。
 介護保険制度の施行にあたり、厚生労働省は「走りながら考える」といいました。私自身は「走る制度の後をよろけてつまずきそうになりながらついてきた」といえます。その間、本誌で何度も記事を書く機会をいただきました。それらの記事や研修を通して、自分の考えを現場の皆さんに伝えようとしてきました。

皆さんに伝えたいこと

 300号記念特集の原稿依頼をいただいたとき、常日頃優柔不断な私がほぼ即答で引き受けました。「日本におけるケアマネジャーの存在の意味・意義」を振り返り、発信することが私の責務だと強く感じたからです。
 自分はケアマネではないものの、日本で介護支援専門員が誕生する前から、ケアマネジメントにかかわってきました。
 私は日本で相談援助の仕事をした後、アメリカの大学でソーシャルワーク専攻の学生たちにケアマネジメントを含む支援アプローチを教え、高齢者福祉の実習指導もしていました。
 1995年に帰国後、事例検討会などを通して、「代理体験」ではあるものの、皆さんの直面している課題を見聞きする機会をもちました。
 素晴らしい仕事をしているケアマネさんにもたくさん出会いました。つらさをいっぱい抱えながらも人生の最終章に「生き続ける希望」を見出せた利用者さんがいたことも知っています。そのため「ケアマネジャー」という専門職が果たす役割を信じ、その存在意義が継続してほしいと願い続けてきました。
 AI(人工知能)の登場で、ケアマネの仕事にも大きな影響が出るだろうといわれている今、今回のテーマとして選んだのは、皆さんと一緒に伴走者として私がたどった歴史を振り返ることです。
 冒頭で8つの質問をしたのは、皆さん自身にも、これまでの道程を振り返っていただき、将来を考えてほしかったからです。
 「歴史を振り返る」といいましたが、実際は、私の個人的な経験をもとにした「見聞録」ともいえます。私は実践を中心に教育・研究をしてきたので、とりわけ政策研究者からは偏った見方と評価されるかもしれません。そのような限界をお許しいただいて、1)日本におけるケアマネジャーのあり方を確信するに至った経緯、2)本誌で取り上げたテーマの概観と再確認(皆さんに伝えたかったこと)、3)今後に向けて、を書きたいと思います。皆さんにとっても、ご自分の過去・現在・未来を「立ち止まって考える」機会になればと願っています。

以上は、Chapter2の一部抜粋です。今回の特集では、ケアマネジャーを取り巻く環境の変化を年表で振り返る(Chapter1)とともに、11名もの識者の寄稿(Chapter3)、読者の皆さんのエッセイ文紹介(Chapter4)など、300号にふさわしい読み応えのある内容に仕上がっています。詳しくは、本誌(ケアマネジャー2025年3月号)をぜひご覧ください。

【執筆】
■Chapter1
佐賀由彦(ライター)
■Chapter2
渡部律子(日本女子大学 名誉教授)
■Chapter3
白澤政和(国際医療福祉大学大学院 教授)
阿部充宏(合同会社介護の未来 代表、未来塾 主宰)
河野聖夫(新潟医療福祉大学 社会福祉学科 教授、海明技塾 主宰)
白木裕子(株式会社フジケア 取締役社長)
高橋 学(昭和女子大学 人間社会学部 教授)
高室成幸(ケアタウン総合研究所 代表)
中野 穣(社会福祉法人関寿会 はちぶせの里 統括管理者)
畑 亮輔(北星学園大学 准教授)
福富昌城(花園大学 社会福祉学部 教授)
眞辺一範(株式会社ふくなかまジャパン 代表取締役社長、ふくなかま居宅介護支援センター 主任介護支援専門員)
吉田光子(郡山ソーシャルワーカーズオフィス 代表)
■Chapter4
読者の皆さん(鈴木恵、茉莉花、そーめん太郎、ふく)
【編集協力】
佐賀由彦(ライター)※Chapter2


特集

Chapter1
ケアマネジャーを取り巻く
環境の変化と本誌の歩み
Chapter2
ケアマネジャーと一緒に歩んだ
25年の軌跡
Chapter3
創刊300号に寄せて
Chapter4
読者投稿企画
私と「月刊ケアマネジャー」

『ケアマネジャー 2025年3月号』
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