
受験勉強も大事ですが、資格はなりたい自分に近づくための手段。合格後の「仕事のイメージ」を抱くことも大事です。このコーナーでは、資格の世界を知るのに役立った本や映画などを合格者が紹介します。
介護における“受容”にも通じる親子の強い絆

I am Sam/アイ・アム・サム
おすすめの理由
知的障害で7歳の知能しかもたない父親サムは、スターバックスで働きながら一人娘のルーシーを育てていました。ある日、家庭訪問に来たソーシャルワーカーに養育能力がないとみなされルーシーを奪われますが、娘を取り戻したいサムは裁判を起こし…というストーリーです。いろいろなテーマがあるのですが、私がこの映画を観て思ったのは「子どもにとって本当に必要な親の愛とは何なのだろう」ということでした。知性や経済力=いい子育てとは限りません。子どもに対する虐待も多く取り上げられている今日です。サムが映画のなかでひとつの答えを出します。「子どもの話をじっときいてあげること」。介護でも、受容する・受け入れるという技術がありますが、実際どれだけできているのだろう。その難しさや大切さを改めて見直した映画です。(アッキーさん・介護福祉士)
内容
知的年齢が7歳のサム(ショーン・ペン)は、娘のルーシー(ダコタ・ファニング)が7歳になったときに子育ては無理と判断されて、2人は引き離されてしまう。サムは敏腕弁護士(ミシェル・ファイファー)とともに、娘を取り戻すための裁判を起こすことを決意するが…。(C)2001 New Line Productions,Inc.
(C)2002 New Line Home Entertainment,Inc. All Rights Reserved.